はじめに歌ありて


★『月刊『もっちょむ』7月集壕』
  〜あがた森魚月刊映画上映会〜
 2007年 7月27日(金)
 『もっちょむうすけしぱあぷるへいず6月號』
 上映開始 19:00〜 上映後、トーク&ミニライヴ
 at  Space neo(神田小川町)


梅雨が終わり、夏本番へ向う夕暮れ。大通りからはずれた路地にある「Space neo」へ。初めての「あがた森魚月刊映画上映会」。立て黒板には白墨で『もっちょむうすけしぱあぷるへいず6月號』…何人かがそぞろ集まっているが、知って居る顔は誰もいない。外で煙草を吸っていると、長身長髪の男がギターケースを抱えてやってきた。もちろん視線も言葉も交わさない。ほどなく上映の案内があり、中へ入る。
                
上映後、ミニライヴがあるという。先ほどの男がギターを取り出し、前方に進んだ。チューニングをし、シャイな口調で話し始める。「えー…昨年11月に北海道から出てきました。あがたさんと演奏して10年になりますが、今夜は東京では初めてソロで歌います。最初に『僕だけの天使』、聴いてください」

一呼吸おいてギブソンが鳴った。何の期待もしてはなかった。シンプルなメロディーラインだと一瞬思った。ところが、無防備な心が突如波だつ。声量のある歌声がメロディーの波に乗った。鳥肌が立った。…これはヤバい?! 何故かパニくる。2曲目の『愛しい人へ』…身体が動かない。

片付けをしている男に近づき、声をかける。かけなくてはいけない。「感動しました」…違う。感動というより、衝撃だ。しかし男は「え!本当ですか? 」素直に喜び、頭を掻いた。

あがた森魚という存在を鍵に見えなかった光が胸に瞬く。男にライヴの日程を聞くと、意外な言葉が返ってきた。「いやぁ、東京のソロライヴはまだ未定なんです…」「え!!何故ですか? やりましょうよ」…

男の名は田口昌由。
2007、何だか熱い夏が始まりそうだ!

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# by mahiru1226 | 2007-10-26 11:59