熱★烈★インストアライヴ★「『タルホロジー』発売記念 35周年あがた森魚スペシャルライヴ」 2007年 9月24日(祝) 14時〜 at 横浜高島屋 6F特設ステージ ★「あがた森魚35周年 『タルホロジー』発売記念インストアライヴ」 2007年 9月24日(祝)16時〜 at 新星堂横浜ジョイナス店 今日の横浜のライヴはダブルイベント。いわゆるライヴ会場ではないところの、無料インストアライヴ。つまりは通りすがりの一期一会のお客さんに、新譜CD「taruphology」の告知を兼ねて、アルバム内外の何曲かをセレクトして聴かせるというもの。むろん音響設備は完璧ではない。沢山の観客がいるものの、多くはあがたさんの曲をよくは知らない。そんな悪条件、短期決戦の中、やはりあがた森魚と田口昌由は「魅せる」ライヴをやらかしてくれる。 14:00.高島屋の現場。汗っかきの田口、ライブが始まるやいなや滝のような汗。袖で顔を拭き、途中で耐えきれず、舞台裏でジャケットを脱ぐ。その姿が可笑しくも心配だ(田口、タオルを持参しようよ!)。それに対して、あがたさんの涼し気な顔。その対比は動く漫画だ…。 そんな事件(?)はまるで気にせず、惹き込まれていく観客。「佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど」…田口のコーラスは主張がある。主張がある、というより、むしろツインボーカルの印象。異色なふたり、しかし、この絶妙なコンビネーションは絶対無二。感じる心地よさが答えの総てだ。 午後16:00からは新星堂インストアライブ。お客さんのノリもよく、タルホロジーからの「sexi sexi」や「百合コレクション」では、怒濤のような歓声が沸き上がった。狭いステージで縦横無尽に飛び跳ねるあがたさん。気遣いを重ねながら、きっちり盛り上げていく田口。笑顔で「帰りたくなーい!!」と叫ぶあがたさん。田口のギターが応えて吠える。観客ひとりひとりが、いま瞬間の共有に胸を躍らせている。10人だろうが、100人だろうが、1000人だろうが、ふたりは同じ演奏をするだろう、その「熱」が彼らを繋ぐのだ! それにしても、やっぱり田口は「歌うたい」だ。 東京ソロライヴ開催への憶いが募る。
by mahiru1226
| 2007-10-26 12:03
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Writer's Profile
まふゆのまひる
東京出身。稲垣足穂と同日 この世に生を受けた旅人。 2007初夏、あるライヴシー ンをきっかけに田口と出会い、意気投合。その熱い音 楽性を心から応援。いっぽ うで漫画のような生態を観 察中。文章を生業としてい るが、このレポに限っては、ジンを飲みつつ気ままに綴り、その文責は負わない。 ※ knock-down-drag-out = 「倒れるまで戦う, 徹底的な」という意味のスラング。文中敬称略。 Copy right reserved. ※レポ及び写真の著作権は すべてmahiruが所有。 無断転載を禁ず。 Copyright(c) 2007. mahiru カテゴリ
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